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朝、いつものようにトイレに行きたくて目が覚めた。時計を見ると6時半。
重たい体をヨイショと起し立ち上がった瞬間、下着がびしょびしょになったのを感じた。 え?まさかお漏らし?(←臨月間近、大きくなったお腹が膀胱を圧迫するため、尿漏れがあることもあった) とにかく、トイレに行ってみよう。 トイレで下着をみた。どうも尿ではない様子。 急いで妊娠の本をみた。 『破水の場合は、尿と違って生臭い感じがします』 私の場合、下着が濡れたくらいで、足を伝って濡れるほどトバっと出たわけじゃない。 本にも『破水したからと言って、すぐに出産にならないこともあります』と書いてあった。 でも、一応旦那には伝えておこうと思い、ベッドに戻って寝ている旦那にささやいた。 「ね、ちょっとだけ破水したみたい。」 「ほんと?大丈夫?」 「うん、お腹も別に痛くないし。本にもすぐには生まれないって書いてあったから大丈夫だと思う」 そんな会話をし、いつものように旦那にランチを持たせ、仕事に送り出した。 週末は新しいアパートへ引越しをする。引越し先は、今住んでる所の斜め上の階。だから、階段を1つ上の階へ上がるだけでOK。引越し先のカーペットを新しいのに変えようかどうしようかと随分前から旦那と話していた。どのくらいかかるのかで決めようということにして、今日、その採寸に業者さんが来ることになっていた。 約束の10時半には上の階で業者さんを待っていた。時間きっちりに始まった。 「30分ほどですみますよ」とにこやかな業者さん。でも、私の方は何だかさっきからちくちくとお腹が痛い。痛みは採寸の間にどんどんと増していく。 終わって下の階の部屋に戻った。 日本からお産の手伝いに来てくれてる母は本を読んでいる。 私は痛みで座ることも横になることもできず、とにかく部屋中を歩き回った。 母が「痛みは何分間隔?」と尋ねてきた。 そうだった!そんなこと全然忘れてた。 歩いていないと痛いので、時計を片手に時間を計った。 2時半の時点で、痛みは15分間隔。 母が「旦那さんに電話して、病院に連れて行ってもらったら?」と言う。 「でも、こっちは3分間隔とかにならないと駄目らしいよ」と返事をしてると電話がなった。 旦那だった。「どう?まだ痛い?」 ちょろちょろと破水は続いていた。痛みが15分間隔であることも伝えた。 「分かった。じゃ、僕は今から病院に電話してみてどうしたらいいか聞いてみるよ」 ほんのちょっとの間だったんだろうけど、旦那からの返事がすごく長い間に感じられた。 電話がなった。「破水してるんだったら、検査するからすぐに来て下さいだって。だから、今から僕帰ってくるから」。 私はこのまま入院になるかもしれないと思い、あらかじめ用意していた入院グッズを玄関先に用意した。 旦那が戻ってきた。「じゃ、お母さん、僕達ちょっと検査に行ってきます」とお気楽な様子。 車の助手席に乗ると同時に陣痛がやってきた。座ってシートベルトなんで悠長に締めて座ってられない。旦那にシートベルトを止めてもらい、痛みをどうにか和らげようと身をよじるようにして何とか車に乗った。 家から病院までほんの5分。その短い距離を旦那に「もっとスピード上げて、早く病院に行って!!」と怒鳴った。 その声で旦那もただ事じゃないと感じたらしく、スピードをあげて病院の玄関にすべるように車をつけ、「さぁ、早く降りて」などと言う。 その時、私は陣痛中で降りることさえできない。 車椅子に乗せられ、分娩室のある階まで直通になる緊急ボタンを押したエレベーターに乗せられた。 部屋に入るとすぐに看護婦さんがやってきて、「ちょっとチェックするわね」と子宮がどれだけ開いてるかを触診。 すでに4センチほど開いてるらしい。 看護婦さんいわく「初めてだと、ここからが長いからリラックスしててね。あとで先生がくるから」とのこと。 とにかく痛い。リラックスなんてできっこない。 旦那はこの痛みを感じなくていいなんて・・・ずるすぎる。 とにかく痛みさえなければ・・・
by ijiwarupy
| 2006-01-06 09:45
| 妊娠&出産&育児 in NZ
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